ADHD注意欠陥・多動性障害の原因と改善の方法 | 目のお悩み・不妊相談なら漢方の葵堂薬局 大阪府堺市

ADHD 漢方の効果

ADHDは発達障害の一つと言われ幼少期に発見されることが多い病です。


症状としては「不注意・多動性・衝動性」という3つの特徴が現れ子供から大人になるにつれ症状もやや変化します。原因の完全なる解明は成し遂げられていませんが、脳の機能と神経伝達に問題が生じることでADHD症状が表れます。


泣く子供

ADHDとは


注意欠陥・多動性障害は「AD=注意欠陥HD=多動性」を略しADHDと呼ばれている脳の機能障害の一つです。病名の通り注意力が低下したり、衝動的になり落ち着きを損なうなどの症状が表れる病です。


ADHD脳

ADHDの種類


ADHDには4つの種類が存在します。


  1. 注意優勢型:不注意な側面が症状として多く表れる。
  2. 多動性優勢型:落ち着きがない(多動性)が症状として多く表れる
  3. 衝動性優勢型:思いつき行動(衝動性)が多く表れる
  4. 混合型:不注意/多動性/衝動性を併せ持つ」という4つのタイプに分かれます。

ADHDの症状


不注意優勢型に多い症状

「集中できない・気が散りやすい・忘れやすい」は不注意からくる症状と言えます。

・単純な計算ができない

・ケアレスミスが多い

・物忘れが多い

・よく物を無くす

・整理整頓が苦手

・興味があることに過度に集中する

・興味がないことには散漫になる

・計画を立てることが苦手 

などが挙げられます。


多動性優勢型に多い症状 

「体の動きを抑えられない・言葉を抑えることができない」という言語と身体の2種類の症状が存在します。 

・授業や会議に集中できない

・授業中に立ち歩く

・気になる方へすぐ向かう

・じっと座れない

・力加減が苦手

・声が大きい

・一方的に話し続ける

・発言の前後関係が無く内容が変わる 

などが挙げられます。


衝動性優勢型に多い症状 

自分が持つ「感情・発言・行動」を抑えられない状態は衝動性からくる症状と言えます。

・ルールや決まりを守れない

・他人の物を取り上げてしまう

・思い通りにならないと癇癪(かんしゃく)を起こす

・思ったことをすぐ口にする

・相手の話を聞けない 

などが挙げられます。

混合型の症状は不注意優勢型・多動性優勢型それぞれの症状が表れます。



ADHDの原因


現代の医療ではADHDの明確な原因は分かっていません。ADHDの原因として有力なものには「脳の機能」と「神経伝達物質の機能」に問題が生じ症状が表れると考えられています。


クエスチョン

ADHDの原因として提唱されている説


ADHDの原因は完全には解明されていません。原因不明の病だからこそ、様々な説(原因)が考えられています。発表されている原因として「脳の部位説・神経基盤説・食事説・睡眠説」などがあります。


脳の前頭前野と神経伝達に問題がある 


前頭前野とは「注意力・判断力・感情」をコントロールしている部位です。ADHD患者の多くは前頭前野を含む脳の働きに問題があるとされています。つまり「注意力・判断力・感情」をコントロールする前頭前野に問題が生じると注意散漫・感情の起伏といったADHD症状が顔を出すのです。

そして神経伝達物質による神経伝達の不具合もADHDの原因として有力視されています。脳の神経伝達はシナプスという神経細胞を介して行われています。この神経伝達には神経伝達物質と呼ばれる物質を「放出→調節→受取」を繰り返すことで成り立っています。

しかしADHD患者の神経伝達は、放出された神経伝達物質の再取り込みが過剰になりドパミンやノルアドレナリンという伝達物質が不足していると言われています。その結果、脳の正常な働きが損なわれADHD症状が表れると考えられています。



大人のADHD

ADHDは成長と共に症状もなくなると以前までは考えられていました。しかし、ADHD患者の成長を記録する中で、成人になっても症状が残る方が大半であり、成長と共に症状も変化することがわかっています。


大人のADHD

成人のADHDの特徴 


成人のADHD子供の頃からの症状を引き継いでいるので、工夫や対策を施し努力されている方が多いです。表れる症状としては大人になり経験が蓄積することで変化します。


  1. 不注意:物忘れや物を無くす、時間管理が苦手、仕事でのケアレスミス、仕事のスケジュール管理が苦手。
  2. 多動性:そわそわと落ち着きのない動き、目的のない行動(貧乏ゆすり)などをしてしまう。
  3. 衝動性:状況に関係なく思ったことを口にする、急に物欲がわき衝動買いをしてしまう。


ADHDの診断と治療


ADHDは医療機関によって検査を行い診断をくだされます。そして症状の認定後に、ADHDに見合ったお薬(西洋薬)を処方し経過を見ます。お薬は主に神経伝達物質を減らさないように作用する物を使用します。


ドクター

DSM-5という測定基準


精神疾患の診断の国際標準の1つとして世界的に普及しているマニュアルが「DSM-5」です。このマニュアルは事実更新を元にバージョンアップしており、米国精神医学会が精神疾患の分類のための共通用語と標準的な基準を示すために編集し出版しています。


ADHD治療薬について 

ADHDの治療には神経伝達物質の回収を抑制するお薬を使用します。

神経伝達物質の回収を阻害する主な治療薬としてドーパミンの回収には「メチルフェニデート:商品名コンサータ」を、ノルアドレナリンの回収には「アトモキセチン:商品名ストラテラ」が使用されます。「グアンファシン:商品名インチュニブ」は前述の2剤とは効能効果が異なるお薬で、情報伝達物質側をコントロールするのではなく、α2Aアドレナリン受容体と結合することで受容体側をコントロールし情報伝達を増やすお薬です。


投薬治療の副作用について


消化器症状では「食欲減退・吐き気・嘔吐・腹痛」という症状が出る場合があります。循環器症状では「動悸・血圧変動」などが表れる場合があります。神経精神系症状「頭痛・めまい・不眠・傾眠・幻覚」などの症状が表れる場合があります。

目に関する症状では「眼圧の上昇」が表れる場合があるので、緑内障を患っている方は特に注意が必要です。




ADHDを家庭でケアする


ADHDの治療は治療薬だけではありません。各研究機関からADHD症状の改善に有効な食べ物や成分、そして西洋医学よりも古い歴史を持つ東洋医学「漢方」による治療も存在します。

生薬

健康食品の有効性

ADHDの改善に効果を発揮する成分として「ホスファチジルセリン・EPA/DHA・ビタミンD」が挙げられます。ホスファチジルセリンについてはドパミンシステムとドパミン受容体を刺激し、ADHD患者に不足しているドパミン分泌と受け取りの効果を底上げしてくれます。

ADHDを含む脳機能障害患者の約70%が脳内のEPA/DHAレベルとビタミンDレベルが健常者に比べ不足しているとの発表があります。オメガ3脂肪酸やビタミンDが不足すると神経伝達物質の一つであるセロトニンの生産量が不足してしまいます。


東洋医学「漢方」で診るADHD


西洋医学はエビデンスの歴史、東洋医学は経験と結果の歴史を持つ医学です。東洋医学「漢方」は数千年にも及ぶ治療の知見を重ねており、西洋医学とは全く別物の医学です。そんな東洋医学からADHDを診ると精神に関する病なので「気」が重要な項目になります。

気とは「自律神経や精神エネルギー」を指し、気に問題がある場合は「気虚・気鬱・気逆」の3種類に分類されます。東洋医学ではADHDの方の気の状態をカウンセリングや問診により調べ、気の状態に合わせた漢方を処方することで気(精神)のバランスを整えていきます。

ADHDはお子様に多い症状でお薬の副作用を心配されて当店に相談されるお客様も多いです。漢方による体内からの改善であれば副作用の心配も少なく安心していただけます。また西洋薬の副作用を緩和することも漢方では可能なので治療のサポートとしてのご相談もお受けしております。

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