気になる!翼状片とはいったい何?どんな治療が行われる?

気になる!翼状片とはいったい何?どんな治療が行われる?

みなさんは「翼状片」(翼状片)という目の病気を聞いたことがありますか?あまり聞き慣れない病気のため、どんな症状なのか、治せるのかと疑問を抱くことが多いと思います。そこで今回は、そんな翼状片について必ず知っておきたい原因と症状、治療法について解説していきます。

翼状片とは?

翼状片とは、白目を構成する薄い結膜とその下のテノン嚢といわれる部分が異常に繁殖して、目頭の方から黒目の部分に向かって三角形に伸びてくる症状のことです。50歳以上の中高齢者に多く見られる目の病気の一つです。翼状片の原因は完全に究明されていませんが、最近の研究では紫外線や煤煙、コンタクトレンズの常用などが発症の原因と考えられています。

代表的な症状

翼状片の代表的な症状は以下のとおりです。


初期段階は、非常にゆっくりと進行するため、瞳孔に至るまでは10年以上かかると言われています。角膜に侵入すると乱視の症状が出現し視力低下が引き起こされ、完全に覆われると視力が失われることもあります。

治療法

充血や異物感などの自覚症状を軽減するために点眼薬を使用することがありますが、翼状片は悪性の病気ではないため、症状が日常生活に支障を与えなければ放置しても問題はありません。

しかし、白目の部分が黒目にまで伸びすぎると視力障害を引き起こしてしまうので、ある程度進行してしまうと手術が必要となります。手術の場合は、角膜から翼状片組織をはがし、結膜の下にある組織の一部も同時に切除し、角膜の部分を上下の正常な結膜で覆い縫合します。手術時間はおよそ10~20分程度ではありますが、再発も考えられるため、術後は経過を注意してみる必要があります。

予防法

翼状片の主な原因は紫外線と考えられているため、日常から紫外線をあまり受けないように紫外線カットのサングラスやつばのある帽子をかぶり、またコンタクトレンズの装着、目をこするなど、目に刺激を与えることを控えることが必要です。普段からビタミンCを多く含むレモン・ブロッコリー・赤ピーマンなどを積極的に摂りましょう。

まとめ

今回は、翼状片について原因と症状、治療法について詳しく解説いたしました。目に何か異常があれば放置せず、すぐに眼科医師に診てもらうことをおすすめします。

漢方と目の病気について

感染性角膜炎

感染性角膜炎とは、角膜に細菌や真菌(カビ)などが感染して、炎症を起こす病気のこと。

翼状片

翼状片とは、白目を構成する結膜とその下の部分が異常に繁殖して、角膜(黒目)の上に伸びて、かぶさってしまう目の病気です。

ものもらい

ものもらいとは、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着することで、この結膜が炎症を起こす病気です。

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