実は危険!?目のかゆみへの適切な対処方法について簡単解説!

実は危険!?目のかゆみへの適切な対処方法について簡単解説!

「目がかゆいとき、こすってませんか?」実は、目をこすってしまうと、ただの目のかゆみから感染症に感染してしまうこともあるのです。今回は、そんな実は危険な目のかゆみの対処方法についてご紹介します。

目をこすって感染症に注意

目のかゆみの主な原因には、花粉症やハウスダストのようなアレルギー性結膜炎がよく言われますが、実は他にもたくさんあります。アレルギー性結膜炎の場合は、ヒスタミンと呼ばれる物質がかゆみを引き起こしますが、ものもらい、細菌、ウイルスなどによってもたらされる結膜炎では炎症によってかゆみが起こります。

また、ドライアイによって目が乾いているときやコンタクトレンズを着用しているときにレンズによって炎症が起きたり、乾燥してかゆみを感じる時があります。目のかゆみと一言で言っても、考えられる原因はたくさんあります。

目をこすってもいいの?

目が痒い時や違和感を感じる時は、反射的に目をかいてしまいますよね。しかし、目をかく行為は危険です。なぜなら、目をかくと角膜が傷ついてしまうからです。また、アイメイクをした状態で目をかいてしまうと化粧品が目に入り、炎症や感染症を引き起こすことになります。さらに、目を激しくかくと、まぶたや白目が腫れたり、むくんだりしてしまうので注意が必要です。

目を冷やすのはOK?

目を閉じた上から冷えたタオルなどをかぶせることによってかゆみを和らげる効果があります。そのため、かゆみが強い時に目を冷やすのは効果的な対処法です。しかし、冷やすことで異常が治るわけではありません。

目を水で洗い流してもいいの?

目に異物が入った時は水で洗い流すようにしましょう。しかし、花粉症などによって目が痒い時に普段から水で洗い流していると、細菌を消毒するために水道水に含まれる塩素によって目を傷つけてしまいます。また、コンタクトレンズを着用している方は、点眼薬を使って洗うのがベストです。防腐剤を含まず、人間の涙に近い人工涙液が目に優しいためおすすめです。

目がかゆくなったときは、反射的にこすらないように注意しましょう。また、花粉症やハウスダストなどによって、長時間目がかゆくなる時は、アレルギー用の薬を服用するなどで対処し、できるだけ目を水道水で洗い過ぎないようにしましょう。また、どうしても痒い場合は、目薬を点眼しましょう。

目は一生の財産ですので、ひょんなことで傷つけてしまわないように、適切な知識を持って対処できるようにしておきましょう。

漢方と目の病気について

感染性角膜炎

感染性角膜炎とは、角膜に細菌や真菌(カビ)などが感染して、炎症を起こす病気のこと。

翼状片

翼状片とは、白目を構成する結膜とその下の部分が異常に繁殖して、角膜(黒目)の上に伸びて、かぶさってしまう目の病気です。

ものもらい

ものもらいとは、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。

アレルギー性結膜炎

アレルギー性結膜炎は、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着することで、この結膜が炎症を起こす病気です。

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