意外と知らない。白内障と緑内障に違いはあるの!?

意外と知らない。白内障と緑内障に違いはあるの!?

「白内障と緑内障、聞いたことはあるが違いが気になる」、「緑内障と白内障は名前が似ているから症状も似ているのかな」。

このように、名前は聞いたことがあるものの、その違いや症状をご存じないという方はいらっしゃると思います。そこで今回は白内障と緑内障の違いについて説明します。

加齢に伴い、眼球のレンズの役割を担う水晶体が濁っていく病気です。加齢が大きな原因ですが、その他にも紫外線やダイオキシンが原因の場合もあるので、必ずしも年をとってから発症する病気とは限りません。

視力の低下、視界のかすみ、眼鏡が合わなくなるなどの症状が現れます。痛みは無いため治療を放置されがちですが、そのままにしておくと視界がぼやけ日常生活への影響も懸念されますので、早めに治療が必要です。

症状を遅らせるには白内障用の目薬が有効です。しかし完治させるためには、水晶体を切除しレンズを埋め込む手術が必要になります。この手術は2,30分あれば完了するのでそれほど手はかかりません。

眼から入ってくる情報を脳に伝える視神経が眼球内の圧力が上がることによって圧迫され、視野が狭くなってしまう病気のことです。視神経は水晶体のように取り替えることができないため、失明する危険があります。

この病気は40代の17人に一人がかかる病といわれていますので、早期発見するためにも40代の方は一度眼下で検診を受けることをおすすめします。

視力の低下、視野の欠損などが症状として現れます。進行のスピードは人それぞれですが、失明の危機に陥る前に早期治療をおすすめします。視野の欠損はゆっくり進行することが多いため、異常を感じにくいのですが、急性のものですと急激な眼圧の低下から眼に民や頭痛、吐き気の症状が現れます。

眼圧を下げるために目薬の投与をします。それでも眼圧が下がらない場合は、レーザー治療や手術で治療をします。しかしその時点で視神経を損傷し、失明している場合は視力を回復させることは不可能です。

今回は白内障と緑内障を症状別、治療法別に説明しました。白内障は簡単な手術で完治するのですが、緑内障は失明の危険もある非常に危険な病気ですので、定期的な検診で早期発見できるようにしましょう。

またどちらの病気も専用の目薬を使用することになりますが、副作用が出た際はすぐに眼科に相談しましょう。合わない目薬を使用し続けるのは危険ですので控えてくださいね。

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