ものもらいが治らない!効果的な対処法についてご紹介

ものもらいが治らない!効果的な対処法についてご紹介

「目が腫れた」「目がかゆい」「目に異物感がある」この症状、ものもらいかもしれません。

ものもらいって知らない間に発症して、放っておくとどんどん症状が悪化していく厄介な病気ですよね。それでも、病院に行くことや対処することを怠っている人は多くいらっしゃるでしょう。今回はものもらいの原因とその対処法をご紹介します。

ものもらいとは、まぶたにある油や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。「めばちこ」や「めいぼ」と呼ぶ地域もあるようですが、学術的には「麦粒腫」といいます。

ものもらいの主な症状としては、まぶたの一部が赤く腫れ、まばたきをすると軽く痛みが伴います。また症状が悪化し、患部が拡大すると、まぶた全体が腫れあがり、目やにが出ます。

また付随して目のかゆみや目がゴロゴロするといった症状も発生します。数日経つと、皮下から膿が発生し、放置することで皮膚がやぶれて膿が放出されます。

ものもらいは放置しておくと膿が放出され、それで完治する場合があります。しかし、これでは後々重症化する可能性もあるので、注意が必要です。そこで効果的な対処法を2つお伝えします。

ものもらいの原因菌であるブドウ球菌を殺菌できる抗菌点眼薬や抗菌眼軟膏を用いて治療する方法が主な治療法になります。重症の場合は抗菌内服薬を用いて治療する場合もあります。治療開始から約1~2週間ほどで完治します。

症状が重く、抗菌点眼薬では対処できないと判断された場合には、患部を切開し、膿を排出させる処置をとることがあります。

いずれの処置を行う場合も、症状の悪化を抑えるために、目を手でこするなどの動作は控えるようにしてください。目を手でこすると症状が悪化したり、治りが遅くなったりします。また、目に小さな傷をつくってしまい、新たな病気に感染する可能性も高まります。

何といってもものもらいに感染しないことこそが一番ですよね!そこで最後にものもらいにならないための予防策を紹介します。

汚れた手やタオルで目をこすらない、前髪が目にかからないようにするといった方法で目の周りの清潔を保つことを心掛けてください。

化粧が目に入り込むと、とても不衛生な状態になります。極力濃いメイクは避けることがおすすめです。また、メイクを落とす際にも目に入らないようにしましょう。

ものもらいは感染すると厄介な病気です。感染した場合は市販の点眼薬を使うか、病院で目薬を処方してもらうことをおすすめします。また、予防策を実践して、感染しないように心掛けることで、ものもらいになることを防ぎましょう。

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