自律神経失調症 自己チェック

自律神経失調症 自己チェック

自律神経失調症では、精密検査で身体の異常を判断することが必要ですが、自分でもある程度知識を得ておき、自己チェックをすることも大事です。 もしかして、自律神経失調症ではないか?と気になっている方はぜひチェックしてみてくださいね。

身体の症状

生活の状態

「身体の症状」と「生活の状態」のどちらかに、または両方に3つ以上○がつくと「自律神経失調症」を患っていると言えます。

自律神経失調症と間違えやすい症状

自律神経失調症の症状と良く似た症状が現れる病気があるのはご存じですか?自律神経失調症と間違えやすい症状を一覧にしてみました。

貧血

だるい、疲れやすい、顔が青白い、動悸、息切れがする、などの症状が貧血が原因で起こっていることがあります。鉄欠乏症貧血、溶血性貧血など、さまざまな貧血がありますが、内科で赤血球数やヘモグロビン量を検査して、貧血かどうかを確認することが出来ます。

糖尿病

血液中のブドウ糖をエネルギーに代謝するインシュリンの分泌の異常によって起こる病気です。疲れやすい、だるい、手足がしびれる、のどが渇くなどの症状があり、重症になるとやせて、失明や動脈硬化、心臓病などの合併症になります。内科で行う検査で、尿糖や血糖の検査で糖尿病かどうかを確認することが出来ます。

脳腫瘍

体の平衡感覚をつかさどる脳幹部に出来た脳腫瘍になると、ふらつきや頭痛、めまい、耳鳴りなどの症状が出ることがあります。大人になって始めてけいれんを起こした人はこの病気が疑われる事もあります。脳外科で検査することで脳腫瘍かどうかが確認できます。

うつを引き起こすホルモンを出すガンがあるそうです。ガンが原因のうつ症状によって自律神経失調症のような症状が出ることもありますので、内科などで検査すると確認出来ます。

バセドー病

甲状腺刺激ホルモンの分泌異常によっておこり、発汗や頻脈、動悸、血圧の上昇、精神不安、手の震えなどの症状が出ます。眼球の突出や甲状腺のはれなどの症状もあります。内科で採血して、甲状腺機能を検査することで確認できます。

自律神経失調症とうつ病との違いとは?

自律神経失調症とは、ストレスなどが原因で体のあらゆる箇所に不調が現われる病気です。精神的な面にも症状が現われやすいので、うつ病とよく間違われる事が多いのです。

自律神経失調症とうつ病はどちらもストレスが主な原因となって引き起こされるものとされており、その点では一緒です。しかし、大きな違いがあります。

それは、自律神経失調症はストレスが原因で自律神経のバランスが乱れ症状が現われる病気。うつ病はストレスが原因で、脳内の神経伝達物質の分泌異常によって症状が現われる病気なのです。

自律神経の異常と脳の異常と、症状は似ていても全く異なる病気となりますが、うつ病は自律神経失調症のカテゴリーの中にあります。そもそも自律神経失調症と言う病名の病気はなく、症状の事を差します。ストレスが原因となり、まず自律神経のバランスが乱れ機能が低下します。この状態を、自律神経失調症と言います。 

自律神経失調症の状態が継続すると、あらゆる所に異常が生じ、様々な病気へと移行します。その一つにうつ病があるのです。自律神経のバランスが崩れると脳内のバランスを乱れ、それが原因で伝達物質の異常を来しうつ病になってしまうのです。 つまり自律神経失調症は病気の前の危険信号とも考えられます。

多様な症状が現れる自律神経失調症の治療は、漢方の得意分野のひとつです。漢方医学の考え方には「気・血・水(き・けつ・すい)」というものがあります。

自律神経失調症はこの気や血などに問題が生じて、気虚(気が全体的に不足している状態)、気うつ(気の流れが障害された状態)、お血(血行不良)、血虚(血液が全体的に不足している状態)になったときに起きると考えられています。

そのため、その人の体質(「証」)や随伴症状などを考慮しながら、気や血の状態を整える「気剤」や「駆お血剤」などの漢方薬を使って、症状をとりのぞいていきます。

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など、気になる症状の変化が分かります。1週間で完治するわけではありませんが、ご自身のからだが良い方向に変化していると感じることは、気持ちを前向きにします。私たちは、お客様を見て、いつもそれを感じます。病院の薬を減らしたい方、病院から処方された漢方薬と比較したい方もご相談ください。

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