原因によって、痛み方が違います。原発性肋間神経痛の場合には、『電気が走るような急にくる痛み』と表現する患者さんが多いようです。続発性肋間神経痛の場合には、『ズキンズキンというような継続する痛み』を感じます。痛みを感じる箇所は、背中から脇腹にかけての範囲、もしくは胸やおへそ周辺の上半身前面です。
ただし、足の付け根が痛むという患者さんもまれにいらっしゃいます。心臓病などの内臓の病気が原因で起こる胸痛と見分けるポイントは、肋骨に沿って起きているか?という点です。肋間神経痛の痛みは比較的に鋭い痛みが特徴であり、一番の特徴といえるのは、一般的には痛みが『左右のどちらかにしかでない』ということになります。