テレビやパソコンの画面など、近くを長時間見続けていると、水晶体や毛様体の筋肉に緊張状態が続くため、ピント調節機能が低下して目のかすみが起きます。網膜には光に反応してそれを脳に伝達する視細胞があるのですが、この視細胞の中に存在するのがロドプシンという物質。目の酷使を続けると、ロドプシンの再合成が追いつかなくなり、目のかすみが現れます。ロドプシンの再合成能力が衰えてしまうと、ものが見えづらくなり、眼精疲労も進んでしまいます。また、眼鏡やコンタクトレンズの度数があっていないと、水晶体や毛様体の緊張状態が続き目のピントを合わせる機能が低下するので、かすみ目になることもあります。