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ご相談TOP10 心の病気
目の周りや、まぶたがピクピクする痙攣(けいれん)の原因には「眼精疲労」と「痙攣を起こす病気」が存在します。疲労の場合だと休息を取り、病の場合だと治療を行う必要があります。しかし現代の医学では痙攣の根本治療は難しいので、東洋医学「漢方」の治験も取り入れて治療を行うと症状の改善に有効です。
目が疲れた際や、日常生活を送っていると突如、目の周りやまぶたが「ピクピク」と痙攣することがあります。このピクつきを起こす痙攣症状には様々な要因があり、原因は人によって様々です。
「PC・スマートフォン・TV」に搭載されているディスプレイの長時間の視聴による疲労、生活に必要なLED証明などから発生するブルーライトを浴び続ける現代人は目がとても疲れやすいです。この疲れた状態を放置していると「眼精疲労」になり「目がピクつく」痙攣を起こしやすくなってしまいます。
眼精疲労の予防には、酷使されている目を休めてあげることが大切です。一番の休息はしっかりと睡眠を取ること、そして目に良い栄養を取り、栄養を運ぶために血液循環を高めてあげることです。
日常生活状で起こる「目のピクつき」痙攣は眼精疲労だけが原因ではありません。痙攣に該当する病気はいくつか存在し、日常生活へ影響が出てしまう病気には治療を行う必要があるものも存在します。
下まぶた、顔の痙攣や無意識に続くまばたきなどの症状の背景には病気によって症状が起こっている場合があります。痙攣に関する代表的な病は「顔面ミオキミア・片側顔面けいれん・眼瞼けいれん」などがあります。
主に下まぶたがピクピクと痙攣を起こし、この症状は眼輪筋の一部が痙攣を起こすことで表れます。原因は多義に渡り、日常生活での「眼精疲労・寝不足」や外傷に伴う「顔面神経麻痺」、脳幹部にできた「炎症・腫瘍」そして多発性硬化症由来のものまで存在します。
顔半分のエリアで目の周りを起点として、さざ波状の痙攣が起こります。その後、痙攣は「ほお・口元・あご」へと広がりをみせ、顔が歪んでしまう症状を有する場合もあります。原因としては脳幹から出ている顔面神経を動脈が圧迫する物理的な障害によって起こると考えられています。
無意識にまばたきが続くことから始まり、下まぶたの痙攣や両目の上下まぶたで同じように痙攣を起こします。さらに症状が進むと突然まぶたが開かなくなり機能的な失明状態に陥る場合があります。詳しい原因は不明ですが、大脳基底核の機能以上と考えられています。
チック症は「咳払い・奇声」などの言語的な症状と「まばたき・首振り」などの動作的な症状を本人の意思に関係なく繰り出してしまう疾患です。
チック症の原因は発達障害によるものと日本の行政では定められています。近年の研究では、脳の働きを調整する神経伝達物質の一つであるドーパミンの働きが偏ることで症状が表れると考えられています。
多くの場合成長とともに症状は緩和され、消えていきますが稀に大人になってもチック症状が残ってしまう場合があります。本人の意思とは無関係なので大人になり社会に出た場合に大きなハンディキャップとなる可能性があります。
病院や眼科などの医療機関にて症状(目のピクつき・痙攣)を問診し、病である場合には疾患を確定させることから治療は始まります。疾患確定後に、病に合わせた治療方法「薬物療法・手術療法」を行うことが一般的です。
主に医療機関では各痙攣症状の特徴を元に診察を行い、それぞれの症状に合わせ精密な検査を行うことが一般的です。顔面ミオキミアの疑いがある場合には眼輪筋を針筋電図で検査します。
病状を表す特徴的な筋放電パターンが観察された場合に、この病気であると特定されます。片側顔面けいれんの場合は、症状が進行している場合には問診や症状の観測で特定され、眼瞼けいれんの場合も同様の診察オペレーションとなります。
顔面ミオキミアの場合、西洋医学の見解では根本的な解決方法がありません。症状を一時的に抑える対処療法として「抗けいれん薬」を処方し様子を見ます。
片側顔面けいれんの場合には、顔面ミオキアミと同様に抗けいれん薬で一時的に対処します。しかしあまりに症状がひどい場合には、血管の圧迫を緩和させるための手術療法という手段も存在します。
明確な原因がわかっていない眼瞼けいれんの治療には「薬物投与による治療・物理的な手術療法」を行います。比較的症状が軽微な場合には「パーキンソン治療薬・精神安定剤・抗てんかん薬・筋弛緩薬」などが使われます。
症状が重い場合には、目の周りの一部の筋肉を切除する「眼輪筋部分切除術」や目の周辺の筋肉をコントロールする神経の切除術が行われます。ボツリヌストキシン療法と呼ばれるボツリヌス菌が持つ毒素を症状部位に注射し人工的な麻痺状態を作り痙攣を収めるという治療方法もあります。
西洋医学を有する病院などの医療機関では根本的に治療ができない「目のピクつき・顔面のこわばり」などの痙攣症状も東洋医学の長い治療経験では治療し改善できる可能性があります
東洋医学「漢方」の考えでは目のピクつきを起こす筋肉の痙攣症状の原因は「気」の領域であり、精神的な要因と考えられています。ストレスなどによる精神への影響は「肝」へ影響を与えます。東洋医学では「肝」は筋肉の働きをコントロールしており、目のピクつきなどの筋肉の痙攣症状は肝の失調が原因だと考えられています。
西洋医学とは概念が異なる東洋医学(漢方医学)では数千年にも及ぶ漢方治療の治験を基に病に対しアプローチを行います。
目のピクつきや顔面の痙攣という症状の根元には精神への影響、すなわちストレスが隠れており、このストレスが筋肉の働きをコントロールする「肝」を失調すると考えられています。
顔面や目の周りで起こる「けいれん症状」に対し漢方の根本治療では東洋医学の「肝」に対しアプローチを行い、場合によっては「肝」と繋がりを持つ「腎」をもフォローすることで体内の機能異常を根本的に整えていきます。
そして筋肉の緊張を調整するという目的で芍薬(しゃくやく)や厚朴(こうぼく)を処方することもあります。
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