漢方では不眠は不安感や神経症などが起因する「心」の病気と考えています。
「心」の不眠の原因はストレスに よって自律神経が影響をうけて不眠になるストレス型と、過度の疲労や加齢により不眠になるエネルギー不足型の2つのタイプに分けられます。
漢方は不眠のタイプによって、精神的・肉体的な疲れを取り除き、神経の働きを調整して心を落ち着かせ、不足している栄養素を体が吸収できるよう働きかけることで、人が本来持っている「自然治癒力」を呼び覚まします。
漢方薬による治療は心身のバランスを整え、調和のとれた状態にし、睡眠の質を高めることを目的としている為、昼間に服用しても眠くなることはありません。
漢方薬は睡眠薬と違って、直接的に睡眠を誘発するようなはたらきは持っていません。むしろ不眠が起こる原因を解消することで、眠れるようにしていくことから、より自然なかたちで睡眠に導いてくれます。
不眠に対して使う漢方薬はいくつかありますので、ご相談いただければ、お客様に合う不眠の漢方薬をご提案させていただきます。