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 非結核性抗酸菌症

非結核性抗酸菌症

非結核性抗酸菌症とは

非結核性抗酸菌とは、結核菌以外の抗酸菌の総称です。非結核性抗酸菌は土や水など自然界に存在している菌で、100種類以上もの種類があり、これらの菌が肺に入り、引き起こされる感染症が非結核性抗酸菌症です。

結核菌は人から人に感染しますが、非結核性抗酸菌は人から人には感染しません。女性の方がやや感染しやすく、年間8,000人程度の人が発症しています。肺結核が減少している現在でも、非結核性抗酸菌症にかかる方は増加傾向にあります。

非結核性抗酸菌症の原因

非結核性抗酸菌のうち、マック菌、カンサシ菌による感染が大部分を占めています。非結核性抗酸菌は土や水の中で存在しているので、土を扱う作業をしたり、浴室などで空気中に漂う非結核性抗酸菌を吸い込むことにより感染するとされています。これらの菌を吸い込んですぐに発症するのではなく、何年かかけてゆっくりと進行すると考えられています。

非結核性抗酸菌症の症状

目立った症状はなく、検診などで胸部X線検査や胸部CT検査を受けるなどして、たまたま発見されるということが多いようです。せき、たん、血たん、倦怠感(だるさ)、発熱、寝汗、体重減少などの症状を訴える患者さんもいます。

非結核性抗酸菌症は結核と違い、病状はゆっくり進行します。気管支やその周辺に弱い炎症が、じわりじわりと長期間続き、咳などの症状を呈します。この慢性的な炎症によって、気管支やその周辺が充血すると血たんが出ることもあります。慢性的な炎症が長期間続くと、気管支拡張という状態になり、そこにたんが溜まります。これにより、他の菌による炎症も起きやすくなります。

非結核性抗酸菌症の一般的な治療法

薬物療法を行います。非結核性抗酸菌症のうち、一番多いといわれている『マック菌』が原因であると診断された場合、症状や肺の影が悪化してしまったら『クラリスロマイシン』と『抗結核薬』の2種類が処方されます。

これらの薬剤は、菌が培養されなくなってから一年という長期での服用が必要となります。菌が培養されなくなるまでは『リファンピシン』・『エタンブトール』・『クラリスロマイシン』と『ストレプトマイシン』または『カナマイシン』の筋肉注射が行われます。

初期の治療で改善されることもありますが、基本的には治療は長期にわたることが多いとされています。また、一度改善されても再度悪化することもあります。そのため、定期的にレントゲンでの経過を観察する必要があります。肺結核とは異なり、人から人に感染はしないので、隔離されるなど社会生活への影響はありません。

この記事を書いた人

漢方の葵堂薬局 薬剤師 西岡

薬剤師 西岡 敬三 (登録番号:第242155号)

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