溶連菌に感染後1〜2週間後に、症状は急激に現れます。顔や足のむくみをはじめ、たんぱく尿や血尿、尿の量が著しく減る、高血圧などの症状が代表的ですが、軽症だと自覚症状を感じない場合もあります。また子どもに現れやすい病気なので、血尿や高血圧などの症状については、病院に行くまで気づかないことも多いです。
上記以外に、全身倦怠感や頭痛、食欲不振などの症状を訴えることもあります。重症の場合には、水分が排出されず、身体に溜まった状態となるので、体重が増加するほどのむくみを引き起こすこともあります。
重症時に気をつけたいのは、肺までむくんでしまうことです。肺がむくんでしまうと、呼吸困難に陥ることもあります。急速に悪化すると、腎不全になってしまうことがあるので、注意が必要です。