「パンパンにむくんだおばあちゃんの足にたまった水が毛穴から出てきたのです。これには驚きました」
漢方の葵堂薬局が開業して間もないころから通っているという大久保喜美さん(仮名)。葵堂には風邪も何もかも家族ぐるみで世話になっているという大久保さんに西岡先生について語ってもらった。
今はおばあちゃんが主にお世話になっています。おばあちゃんは血尿のことで開業医の先生のところに通っていました。狭心症の薬も出ていましたが、三十キロしかない小柄なのに成人の量を処方されていました。一日や二日なら大丈夫ですが、ずっと飲んでいると胃腸をこわして食事ができなくなり、今度はこっちの治療で時間がかかってしまいます。漢方の方がいいのではないかと思い、私が症状を西岡先生に相談して薬を出してもらった所、数日で血尿が取れました。肋骨にひびが入った時も、外科には行きましたが、病院で処方される痛み止めはきつすぎるので、西岡先生に薬をみてもらいました。
おばあちゃんの足がパンパンにむくんでズボンもはけず、夜も眠れない時がありました。西岡先生に出してもらった薬を飲むと、翌日、服が濡れているのです。「何で濡れているんだろう?」と思っていたら、行き場のない足にたまった水が毛穴から出てきたのです。これには驚きました。その後、足はすっと細くなり、おばあちゃんは今も私と息子たちのお弁当を作ってくれています。
西岡先生はおばあちゃんのことをよくわかってくれているので、私が間に入って話をしても、不思議なくらい話が通じて適したものを出してくれます。熱があるのに病院に連れて行くのもかわいそうだし、病院で逆に病気をもらうことも心配だから助かります。