近年、増加の一途を辿る糖尿病ですが、誤解の多い病気といえます。例えば、血糖値を下げればいいと思っている人があまりにも多いのです。血糖値が下がったから糖尿病が治ったわけではありません。またグリコヘモグロビン値が正常範囲でも、食後血糖値が高いことはよくありますが、これは体がまだ十分な状態ではないからです。薬を飲んでいるから食べてもいいと勘違いしている人もいます。
私は、病院と積極的に連携したいと考えています。病院、薬局、家のそれぞれに役割があり、今はバラバラに動いていますが、患者さんの病気を治すという共通の目的に向かってお互いに協力できることが少なくないと思うからです。例えば、血液検査をする時にインスリンの量も測ることを提案します。インスリンが出ていなければ、すい臓が弱っているので捕腎しつつ、合併症をおこさないような対策を取る必要があります。
一方、インスリンが出ているのに感受性が悪いためにうまく働いていないのであれば、粘る血液をサラサラにしたり、硬くなった血管をしなやかにするといった環境を整えてあげることができます。
漢方を飲んですぐ血糖値が下がるわけではありません。しかし、インスリンが出ているのであれば、薬の量を減らすことが出来ます。対症療法で抑えるのは、暴れる子供の頭を無理に押さえつけているようなもので、いずれどこかで爆発します。同様に、高い血圧を薬で押さえ込んでいると、体のどこかでひずみが出てきます。自分の治る力を引き出すことが大切です。
糖尿病には漢方薬やポリフェノール、赤松葉エキス、タンポポエキス、大麦若葉エキスなどを使いますが、糖尿病を治す公式はありません。患者さんによって症状や生活パターンは違いますし、飲めるものも人によって違います。だから、じっくりと話を聞いて、その患者さんにあったものを勧めています。 ただ早めに対応してほしいというのが本音です。糖尿病と診断されて十年経ってからではそれだけ治りにくくなります。早めのてあてを心掛けてほしいと思います。
糖尿病は西洋医学の治療のみで対応するには限界があります。合併症の糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病精神障害に対して、悪化の予防から自覚症状改善まで、漢方が効果的です。某漢方メーカーの研究データによると、牛車腎気丸で神経障害がかなり改善していますし、タンポポが糖尿病腎症と糖尿病網膜症の進行を食い止めることも確認されています。最近、合併症は多くの臓器の小血管病変と関係していることが明らかになり、温陽活血でお血を取る松節が糖尿病の治療に使用できるのではないかと期待しています。西岡先生の糖尿病の臨床実績は、大いに注目に値するべきものであると思います。
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