漢方「東洋医学」における不眠改善の定跡 | 目のお悩み・不妊相談なら漢方の葵堂薬局 大阪府堺市

漢方、東洋医学における不眠に対する考え方

漢方は不眠の原因を改善し根本治療を目指す


漢方には数千年にも及ぶ長い治療の歴史があります。もちろん長い治験の中で不眠に対するアプローチも幾度となく行われています。漢方を主とする東洋医学では不眠の原因はストレスにあると考え、ストレスによって影響を受け不眠を誘発してしまう身体の原因や状態に対しアプローチを行う事で不眠を改善します。つまり不眠の原因を改善し根本治療を目指すことが不眠への漢方アプローチなのです。


生薬

1.漢方の不眠へのアプローチ


漢方で根本治療をかかげる東洋医学の不眠改善のアプローチは「不眠の根源」を生薬にて改善することにあります。つまり漢方は不眠の元を改善するお薬であって単なる眠り薬ではないのです。


眠り薬ではない

漢方薬に眠りを誘う直接的な作用は無い


漢方の考え方は「不調の原因を改善する」という根本治療の概念を主とします。

不眠とは「眠れない・眠りが浅い・何度も目が覚める」という症状であり、その症状が現れる原因があります。

西洋薬では不眠の症状に対し「眠らせる薬」で対処を行いますが、薬を辞めると不眠症状が再び現れます。

漢方には不眠症状に対し「直接眠らせる」処方はありません。つまり、漢方には「眠り薬」のような対処を行う処方は概念的に存在しません。


漢方は眠りを妨げる原因を改善するためのもの


漢方医学のコンセプトである根本治療では、不眠症状の改善を目指す場合、不眠症状の原因を探り改善へ導くアプローチを行います。

漢方は対処療法のような「睡眠薬」はありません。対処療法を行うことで一時的に眠りを手に入れることが出来ますが、原因を改善していないため、お薬をやめると症状が再発します。

漢方では症状の根本へアプローチすることで不眠症状の再発を防ぎ、自然な眠りへと導きます。



2.漢方では「不眠」の原因はストレスと捉える


漢方を用いる東洋医学では不眠の一番の根本原因は「ストレス」にあると考えられています。気持ちの「気」を乱すことが不眠に繋がり、「気」を乱す原因はストレスだからです。


悩む男性

ストレスが気血水に与える影響


ストレスフルな状態だと漢方の考えでは「気・血・水」の「気」に影響が出る場合が

多いです。もちろん、気に失調が症状として表れ、逆説的に「ストレス」にたどり着く場合もあります。

東洋医学では「気:目に見えないエネルギー」と「血:血液を含む栄養の循環」と「水:血液以外の水分代謝を担う体液」の3つがバランスすることで「健康は保たれる」と考えます。

つまり「気」に影響が出てしまうと不調をきたし眠りに影響を与えることになります。


ストレスが五臓に与える影響


五臓とは東洋医学で表される「臓器」のことです。漢方では西洋医学の臓器と表現が異なり「肝・心・碑・肺・腎」の5つに分類されます。

つまり、「気・血・水」の何処かに異常が出る場合には「五臓」の何処に以上が出るというデータが数千年にも及ぶ漢方治験により体系化されています。

不眠の場合には「気」に影響が出て、そこから五臓の「心・肺・脾」に影響が出ていることが解っています。



3.「気」と不眠の関係性


元気や気持ちなど目には見えない「気」というエネルギーが正しく身体を循環することで健やかな生活ができます。しかし、この気が失調すると睡眠に影響が出ることが数千年にも及ぶ漢方治験において解っているのです。


気血水

出典:クラシエ漢方より


気のバランス悪化


ストレスが気に与える影響の代表的なものに「気帯」というものがあります。

気は耐えず流れ、減らさず、増やし過ぎないことが理想的状態とされますが、ストレスが多くなると気の流れが滞ってしまい「気帯」という状態になってしまいます。

気が滞ると「胸が苦しい・詰まったような感覚」などを有し不眠症状が表れます。また気が多すぎる状態を「気逆」と言います。

気が多すぎて「イライラする・火照る」などの症状を有し睡眠に影響を与えます。


気の状態を改善し不眠を改善


睡眠に影響を与える気の状態を見極め、問題を解決することが根本治療です。

気が滞る「気帯」による不眠症状の場合は、止まってしまった気を動かし、流してやることで改善が可能です。

気が逆流する「気逆」による不眠症状の場合は、多すぎる(増えすぎる)気を減らし、気の流れのバランスを保つことで改善が可能となります。

これらを改善する処方は対象者の身体の状態「症」によっても異なりますので端的な漢方処方は存在しません。その人の「症」に合った漢方処方がとても大切です。



4.「五臓」と不眠の関係性


漢方の気血水という概念と東洋医学の臓腑を表す「五臓」は深い関りを持ちます。なかでも精神と深い関りを持つ臓腑が「肝・心・脾」です。


五臓

出典:クラシエ漢方より


五臓の「肝・心・脾」は睡眠に深く関係する


・肝と不眠
東洋医学で言う「肝」は血液を貯蔵している臓腑です。血液を送り出す「心」と深い関係を持っています。

肝は「憂鬱な精神・怒り」など負の感情によって傷付き、血液を貯蔵する機能は失調し、肝血が減少することで熟睡が難しくなります。


・心と不眠
東洋医学の「心」も西洋医学の心臓も血液を送り出すという点は同じ考え方です。心は血液という繋がりで肝と深い関係を持っています。

心は精神活動の中枢とも考えられているため、心の失調は不眠に繋がります。


・脾と不眠
東洋医学の「脾」とは胃と並び消化吸収の中枢と考えられています。悩みや考え事が増えると食欲が減退し、身体の機能全体が失調してしまいます。

その工程の一つの症状として不眠が現れると考えられています。


心・肝・脾をケアして不眠を改善


漢方の五臓の中で不眠と関り深い臓腑が「肝・心・脾」の3つです。

不眠症状を持たれる方は、これらの臓腑の何処に負担がかかっているのかを見極め、漢方を処方する必要があります。

また、その人の身体の状態を表す「症」に合わせることも重要であり、臓腑と症に合った漢方処方を行うことがとても重要です。

そして気や臓腑に影響を与える原因となった生活環境も見直す必要がります。

漢方によって体内の不眠原因が改善されたとしても、体内に悪影響を与えた環境や習慣を改善することが望ましいことです。



■ この記事を書いた人

漢方の葵堂薬局 薬剤師 西岡
薬剤師 西岡 敬三 (登録番号:第242155号)

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