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こんにちは、 漢方の葵堂薬局の西岡です。
目が調子が悪いなと思ったとき、多くの方は「目薬をさそう」と一番に思うようです。
ですが、目薬をさした直後は気持ちよくて効いた気がするのですが、毎日さしていても、気休めのような気がするというのが、正直なところではないでしょうか?
余談ですが、目薬には大量の防腐剤が入っているものがあります。
コンタクトとドライアイの方には防腐剤入りの目薬はお勧めできません。
ドライアイの方は涙の量が少なく、通常の人が涙で流せる防腐剤が流せず角膜を傷つける原因となるからです。
コンタクトの方の場合も同じで、コンタクトレンズに付着した防腐剤が角膜を傷つける可能性があります。
防腐剤の主な成分としては
・塩化ベンザルコニウム
・ソルビン酸カリウム
・パラベン
などがありますので目薬を購入する時には見てみると良いでしょう。しかし漢方では、目薬ではなく、眼はカラダの中から治していくというのが通例です。
結局、漢方薬で眼のトラブルを治していくのは、どのようなメカニズムでしょうか?
これまでお伝えした情報をおさらいしながら、繋げていきます。
◇眼は脳の出先機関
そもそも、眼は脳の出先機関でしたね。
脳に栄養を運ぶ内頸動脈から枝分かれした眼動脈によって眼に栄養が運ばれ、さらに老廃物も運び去られているのです。
年齢を重ねると、眼に運ばれる栄養や酸素も少なくなり、老廃物もたまりやすくなります。
毛細血管は硬くなり、血液を浄化している肝臓や腎臓の解毒力も、若い時と比べて弱くなっているのです。
◇目の不調は、内臓や脳と密接に関わっています。
漢方では目の健康は、内臓機能の不調と深く関わっていると考えられています。「五輪説」ですね。
特に、生命のエネルギーである気の通り道である「肝」と「胆」は関係深く、目と肝胆の働きは経絡でつながっていると考えられ、目は肝胆の一部と捉えることもあります。
そのため、肝胆の病気の場合に目を診察したり、目の病気を肝胆から治療するケースもあります。
◇漢方なら眼に良い処方があります。
漢方医学は4000年の歴史の中で体系化され、経験的に、眼に良い処方がいくつも作られてきました。
肝・腎の働きを良くしたり、血液を浄化したり、潤いを保つ力を回復させたり、とその働きは様々です。
目の病気や不調でお困りのかたは、まず自分の身体がどんな状態にあって、目が悪くなってきたのかを把握することが大切です。そして、身体の中からじっくりと良くしていかれることをおすすめいたします。
眼は一生使うものです。大事にしたいものですね。
次回は、
「だから、作りました。鮑の漢方 誕生ストーリー」です。
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