2020年6月29日 眼精疲労 0 目の疲れがとれない原因は眼精疲労かも!その原因と対処法をご紹介! 「最近目の疲れがとれない」休ませても疲れがとれない場合、それは眼精疲労かも知れません。眼精疲労って聞いたことはあっても、実際どのような病気なのか知らない方も多くいらっしゃるでしょう。そこで今回は、眼精疲労の原因や対処法をご紹介します! 眼精疲労とは? 眼精疲労とは、目を使う作業を続けることによって、目の痛みや目のかすみ、まぶしさ、充血などの症状や、頭痛、肩こり、吐き気などの全身の症状が出現し、休息や睡眠をとっても十分に回復しえない状態のことです。眼精疲労はよく疲れ目(眼疲労)と同じものだと思われがちですが、実は違います。大きな違いは症状の重さにあります。疲れ目(眼疲労)は睡眠や休息をとることで回復するのに対して、眼精疲労は中々回復しません。そして、頭痛や肩こりなどの全身の症状がでます。また、それが継続的に繰り返される点も疲れ目と異なる点です。 眼精疲労の原因 その1:目の病気や視力 ドライアイや白内障、緑内障といった病気から手術の影響など、目の病気やその処置が原因で発生する場合があります。また、乱視や近視、遠視といった視力の低下があって、それに対応した眼鏡やコンタクトを使用していないと、眼に大きな負担をかけることになり、眼精疲労を引き起こしやすくなります。 その2:体の病気 風邪やインフルエンザなどの病気によって眼精疲労になることもあります。 その3:目の酷使 一番の原因がこの目の酷使です。目も他の体の部位と同じく、使えば疲れます。走り続けると足が疲労するように、目も使い続けると疲れがたまってきます。近年の高度な情報社会化によって目を酷使する環境が増えました。常時スマホ画面やパソコン画面、テレビ画面をみていますから、休む暇もありませんよね。そうした目を酷使する環境が知らぬ間に眼精疲労の原因となっているのです。 その4:ストレス ストレスによってイライラしたり、眠れなかったり、不安が強まってしまったりといった精神的な症状は様々現れます。また、体にも高血圧や胃潰瘍といった様々な症状が発生します。そして、眼精疲労もその一つです。以上の4つが眼精疲労の主な原因になります。これらのどれかのうち一つが原因がある場合、たいていは眼疲労になりますが、二つ以上が同時に発生すると眼精疲労になる確率が高まってしまいます。眼精疲労にならないためにもあらかじめ体の調和を図るよう整えていくことが重要です。もし眼精疲労かなと思った場合は、早めの受診をおすすめします。 漢方と目の病気について 緑内障によくみられる証と漢方処方 緑内障とは、目から入ってきた情報を脳に伝達する視神経という器官に障害が起こり、視野が狭くなる病気のことです。 感染性角膜炎と漢方 感染性角膜炎とは、角膜に細菌や真菌(カビ)などが感染して、炎症を起こす病気のこと。 翼状片と漢方 翼状片とは、白目を構成する結膜とその下の部分が異常に繁殖して、角膜(黒目)の上に伸びて、かぶさってしまう目の病気です。 ものもらいと漢方 ものもらいとは、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。 アレルギー性結膜炎と漢方 アレルギー性結膜炎は、目の表面に花粉などのアレルゲン(アレルギー反応を引き起こす物質)が付着することで、この結膜が炎症を起こす病気です。 VDT症候群(テクノス眼症)と漢方 VDT症候群とは、同じ姿勢でVDTを見つけ続ける作業を長時間行うことで現れる、眼精疲労や倦怠感といった症状の総称です。