西洋医学とは概念が異なる東洋医学(漢方医学)では数千年にも及ぶ漢方治療の治験を基に病に対しアプローチを行います。
目のピクつきや顔面の痙攣という症状の根元には精神への影響、すなわちストレスが隠れており、このストレスが筋肉の働きをコントロールする「肝」を失調すると考えられています。
顔面や目の周りで起こる「けいれん症状」に対し漢方の根本治療では東洋医学の「肝」に対しアプローチを行い、場合によっては「肝」と繋がりを持つ「腎」をもフォローすることで体内の機能異常を根本的に整えていきます。
そして筋肉の緊張を調整するという目的で芍薬(しゃくやく)や厚朴(こうぼく)を処方することもあります。